エンプティの証明

ツイートするには長く、然し中身のないもの

千秋楽

お疲れ様で~ッす!

フォルテ劇場千秋楽、皆様楽しんで頂けましたか?

 

あの日は夢すら見なかった。

あるいは今までが長い夢だった。

 

不思議な感じです。まだ近くに君達を感じているし、もう随分遠くに手放してしまった様な気もする。

 

そんな感じのブログです。

誤字脱字誤用その他全て、アホやなと笑い飛ばしてください。

 

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アフィリア、楽しかった〜!!!!!!!

声を大にして言えます、楽しかった!!!!!!

 

もしこの先アフィリアの入学を考える子が居たら、全力でおすすめできる自信がある。

もし先輩が辿り着きたいと思ってくれるなら全力でおすすめできる自信がある。

アフィリアのどんな所が良くて、どう楽しめるか。小一時間語れると思う。

 

良いお店なんです。本当に。

 

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さて。

そんな(一方的に)愛溢れるお店ですが、

3月3日を持ちまして卒業致しました。

厳密に言えばまだ暫く在籍はあるのですが、お手伝いとして足を運ぶのはこの日が最後でした。

 

私と話したことがある人は分かると思うのですが、私はこういうのあんまり緊張とか不安とか無いタイプなので、

「今日は大暴れしちゃうぞ〜〜〜!!!」

って感じでした。ひななの方が緊張していたまである

 

実際にめちゃくちゃ大暴れしました。楽しかった〜!

皆様お食事は頼んで頂けましたか?ひななちゃんと2人でめいっぱい可愛いのにしよう!とこしょこしょ考えていたのですよ〜えへへ

あんな手間のかかるフードを嫌な顔ひとつせず作ってくれた先生にも、大変感謝しています。感謝しすぎて先生に直筆のお手紙認めちゃった。

 

飲み物は予定になかったのに、当日の朝「甘酒飲みたい」となって急遽先生に駄々っ子し、勝ち取りました。楽しく作りました!カウンターがお米の香りで満ちていて、えへへな気持ちでした。

 

本当はひななさんのお祭りなのですが、私が勝手に乗っ取った様なものなので、本当にひななちゃんの寛大なお心にひれ伏しております。

 

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何から言おうかな。

お手伝いの振り返りとかが安牌ですかね。

思想の話とか、皆興味あるかな。

 

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このブログを読んでも、卒業理由とか匂わせとか暴露とかは無いので、それが読みたい人はお帰り下さい。

私が砂かけとかするタイプじゃないと見抜けないのなら、私と言うコンテンツを楽しむ適性がありませんので…

 

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まずアレかも、マルシェのお礼を!

沢山の方にお求め頂けて本当に嬉しかったです。

この方と一度お会いしたかったな~とか、この方にはちゃんと告げるべきだったかな~とか、色々考えながら、この1週間モリモリ認めました。寂しくなりながら、後悔しながら、せめてマルシェだけは悔いがないように…と思いながら。

 

字がきちゃないので若干自分でも発狂してました。ガイド引いたのにガタガタになる文字列、A型にはキツい。

流石に顔は残すか…と思い、顔以外は好き勝手お絵描きする方針にしました。集合体恐怖症の方もキツいかも

 

いつもは仕事でも納品したデータって消してしまうのですが、実はマルシェだけは、皆様の備考欄のスクショと共に大事に取ってあります。いつでも皆とのやり取りを眺められる様に。

 

マルシェの内容・及び現物は原則、内密にしていてくださいね。恥ずかしいから…(恥ずかしい事しか書いてない)

 

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私はお別れムードとか苦手だし、普段さよならとかばいばいを言わない主義で、実は人生の中でも殆ど口にした事が無いです。皆がばいばーい!って言う時でも、私一人「‪またね」を貫く様な奴なのです。

 

ただ、この日だけはたった一度、言いました。

皆が帰って、静かな空気のアフィリア・クロニクルSに、サルートをして。

あの日私がちゃんと別れを告げられたのは、クロニクルSだけなのでした。

 

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頂いたロッカーから装飾品を全て回収して、

空になったボックスを見て、一気に色んな気持ちが込み上げました。

このロッカーを勝ち取るのだって大変だったよな、装飾品多すぎて結局入り切らなかったよな、後輩ちゃま達にたくさんもりもりしたの楽しかったな…と、走馬灯が見えていました。

 

次あのロッカーを使うのは誰かな。

その子もまた、こんな気持ちでロッカーを満たし、こんな気持ちでロッカーを空けるのかな。

ロッカーひとつにさえ、アフィリアの未来を案じました。

 

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帰りも後輩ちゃまと一緒でした。

慌てて滲んだ涙を拭って、ヘラヘラしながら馬車の時間ヤバいね~とか言ってました(こういう所だよ)

2人で並びながら馬車まで向かい、

もうこの道を歩く事は無いだろうなと思いました。

 

最後くらいもっとゆっくり歩きたかったのですが、最終馬車は私達を待ってくれないので、大慌てなのでした。まあ、そういう所も…ワタクシの愛らしさかな

 

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この半年間私を苦しめてきたエンカ問題については「やりたかったに決まってるでしょ!」という事だけは伝えておきます。

留学についても同様です。

 

私自身がこういう生き方を選んでしまってそのツケが回って来ただけで、正直先輩や後輩ちゃまには余り関係のない部分です。

先輩にも後輩ちゃまにもどうしようもない部分だから、誰のせいにも出来ない。本当に自分自身の力不足で、叶わなかっただけです。

 

自分には出来ないと悟った時から、他人様のエンカ周りにものすごく首を突っ込む様になりました。なまじ私は初お手伝いから卒業までの殆ど全てのエンカに参加してきたのもありますが…

 

前日の遅番はカウンターに入り準備をしたし、撮影や考案に絡んだり、どうしたらもっと皆が上手く立ち回れるか、閉店時に皆を速やかにお見送り出来るか、主役や先輩に最後まで楽しんで貰えるかと、

頼まれても居ないのに勝手にお世話を焼いていました。自分が出来ないからこそ、他人様の方に気持ちを出力し、やらなくても良い事に労力を割いていました。

 

ありがた迷惑と言うか、余計なお世話と言うか…。

自己満足ですよね。他人様のイベントなんですけどね。

 

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3月3日に大暴れを許して頂いたのは、上記が大きい理由かなと勝手ながら解釈しています。先生達の寛大な配慮…譲歩かも知れません。

最後だから、何もさせられなかったから、この日くらいは…と、許してくれたのかな〜。

 

本当に嬉しかったです。非公式なものでも、最後に自分のやりたい事がやりたい様に出来たのですから。

最初は、ヒナナちゃんと最後くらいずっと一緒に居たいってお願いから始まった3月3日ですが、その後どんどん要望しまくって、なんだかんだほぼ全てのお願いが通りました✌🏻

 

寛大〜。サンキュー先生!

本当に感謝してます。

 

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さて、思想の話でも挟みますか?

 

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私は「推しは推せる時に推せ」と言う概念が本当に心の底から苦手です。

この言葉自体は決して悪いものではなく、悪を孕むのは 使い方 の方です。

 

まずはこの言葉の正しい在り方から。

諸説ありますが、この言葉の本来は「オタク側の自戒」なんです。少なくとも私はそう思って使っています。

あの時もっと気を使っていれば、物を積んでいれば、目に見える形で貢献していれば、目に見えないものでもちゃんと伝えていれば…と言う後悔の経験・またはそれを回避しようとする、オタクがオタク自身に課した思想です。やらなかった後悔よりやった後悔、最もベストなのはやって後悔しない事。と言った具合でしょうね。

 

そして忌むべき誤用。推される側、つまり演者側が使うパターンです。

この言葉は推される側がオタクに向けて使った瞬間に明確な脅迫になります。

推し(私)は推せる時(在籍中)に推せ(強要)ですよ…嫌でしょ、そんなこと言う推し…。いつ居なくなっても知らないよ?お前が推さないから辞めちゃうかも知れないよ?いいの?あーあ!辞めちゃおかなー!チラッチラッって…言われたら私はもう辞めちまえと思いますよ。

 

※こう言う営業スタイルが好きなオタクも居るので一概には言えません。どうかお幸せに…

 

たまに演者側でこの言葉を使う子が居るのですが、本当にびっくりします。そしてこういう事を言う子のオタクは総じて余り幸せそうじゃないと言うのが私の見解です。

 

この話をすると理屈を理解した大人からは「多分そこまで考えて発言してないよ」と言われます。そうなんだ。

思想は思想でしか殴れないので、思想無き言葉とは戦えません。

こうやって思想を可視化させる事で、この言葉ってそんな解釈があるんだと認知して頂く。そしてなるべく演者側がこの言葉をこういう使い方をしない様にと広めていく活動を密かに行っています。わたくしは。(初出し情報)

 

何度でも言いますが、推しは推せる時に推す!って言うオタクの事は好きですよ。 その心意気や良し。我も共に参ろうぞ。

 

この辺りの思想に私が卒業情報を事前に公開しなかった由来があるのですが、良い感じに汲み取ってください。

辞めよっかな~チラチラッはなるべくしたくないんです、本当に…

 

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卒業を発表してから、TwitterTiktokのフォロワーさんやいいねが増えて、やるせない気持ちになっています。もう居なくなる人のアカウントにどんな用事があるんだ。

 

私は普段から余り数字の評価に拘っていなくて、Twitterのフォロワーやいいね数なんてすぐ変動するものにいちいち拘っていられないし、Tiktokの件も趣味の延長なので結果が出なくてもやるつもりでしたし…

評価されたら嬉しいけど、されなくてもノーダメという方が近いかもしれません。

 

数字というのは色んな努力や積み重ねた実績が揃った上で、最終的に自分の背中を押すものであって、数字だけ伸びていても左程意味が無いんですよね。

中身がない数字に執着して、本当にやりたい事とかやるべき事とか、もっと言うと信条とか信念とか、表現活動におけるパッションを見失ってはいけないんですよね。

萌え産業においてこの思想はあまり褒められたもんではないのですけど…

でも結果ばかり欲しくってその過程は歩みたくないという人、多いですからね。現代。

話逸れちゃいましたね。

 

今更伸びても意味ないよ~別に嬉しかないよ~と言うのは、今"現行で動いているキャスト"のTiktokは、公式から数字を評価対象として見られているからです。

もう卒業する私のアカウントに今更いくら数字がついたところで何の意味もありません。なんの評価もされません。

私ではなく、「これから」頑張る後輩ちゃまが評価されるべきだし、皆様もそちらに目を向けて頂ければと思います。

 

去り行く人なんて本当にどうでもいいんです。今お店で貴方を待っている後輩ちゃまを、大事にしてあげてください。

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最期までお説教かよ~!年取ると口うるさくなって嫌だわ

 

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私は本当におせっかいおばさんで、自分の事も満足にできないのに、皆の事が好きで心配で可愛がりたくて仕方ない、ヤバめのキャストでした。

 

何か悩んでいないか、やりたい事はやれているか、話したい人と満足にお話できたか、気持ちよく時間を過ごせているか。

私に何が出来るだろう、何も出来ないかな、私じゃない方がいいかな、私でもいいかな、どんな風に力になれるかな。

不安で、心配で、愛くるしくて、好きで仕方なくて、どんな形でもいいから助けになれないかと思っていました。

 

卒業すると決めた時も、あの子の研修最後まで見守りたかったな、あの子のエンカ出たかったな、あの子とは最後にちゃんと話したかったな、ってぐるぐるして、自分の卒業よりもそっちの方が気になっていました(マルシェで少しお伝えしたので発散できてます)

そんな事をずっと考えていて、そんな風にしか生きられず、これからもそうやって生きていきます。

 

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アフィリアには、誰かの為の自分で在りなさいという理念があります。

この思想が好きで、秋葉原に星の数ほどあるお店の中からアフィリアを選んだと言っても過言ではないほどです。自己犠牲ってこの世で最も美しいですからね。

毎日その言葉を自分に言い聞かせ、そして問い続けています。

私は、誰かの為の私で居られたでしょうか。

私は、皆の為の私で居られたでしょうか。

私は、貴方の為の私で居られたでしょうか。

 

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アフィリア国内には普通に居るし、先輩として遊びにも行くし、生きていれば、私達が諦めなければ、いつかまた巡り出会えます。皆様とのご縁がどこまでも続きますように、願っています。

 

それでは。

La vie en Rose pour vou.
May you and all the beautful days you love be rosy🌹

 

フォルテ・ラヴィアンローズ・エーデルシュタイン

アフィリア・クロニクルS

絵のこと

 

アフィリアでちょっとだけ絵のお仕事をさせて頂きました。

他にも絵を描ける子はいるのになんでフォルテ?って思った方も居ると思うので、それも併せて備忘録として。

 

少し前にアフィクロで催しがあり、ちょっと偉い先生にご挨拶する機会がありました。わたくしは権力者と知るや否や目を光らせサササーーッと近付きごまを擦りまくりました。貴族は商業にも長けている為、上手く取り入ってもぎ取ったのが最初のイースターの案件でした。チャンスは自分で掴むものなのです。

 

私は最初アフィリアイースターについてを余り知らなくて(おい)、先生からも「女生徒メインな感じであとはお任せ」みたいな指示だったので、最初はノーマルなイースターっぽい絵を描いていたんですね。

これとか

これとかですね
2~3案程こんな感じのラフを描いた後に、アフィリア国内でイースターがどんな意味を持つものなのかを知り、慌ててもう1案提出しました。

アフィリアは百合絵がウケると教えて頂いたので、【再会】というキーワードに焦点を当てて出力しました。先生には爆ウケしました。

髪の短い方が1年です。昔のアフィリアは研修を明けるまでマントを着用出来なかったと聞いたので取り入れました。

構図が決まったら文字入れ様のダミーテキストを挿入し、それを配置の大まかな支持とします。

珍しく制作途中のデータが残っていたので出しておきます。

たまにレイヤー構造を聞かれるのですがそんな大層な技術は持っていないので基本

線画/乗算レイヤー/ベース塗り/用紙(下敷き)

だけです。多すぎても扱えないのです。

紆余曲折あり…

こちらが提出したデータになります。

ちなみに背景はアフィリアっぽ~いと思ってロケ撮してきた写真を流用しました。活かせてよかった。

先生も大変喜んで下さり、ほんなら良かったわいという気持ちです。

絵描きあるあるとして、描き終わった後はハイになってるので終わった終わった!と満足しているのですが 時間が経ち冷静になると粗が見えてきて嫌になっちゃう…

 

そうして最終的に

こう仕上げて頂きました!

お忙しい中文字入れしてくださった先生、ありがとうございます~~~

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イースターが描き終わったら何が来るかって!?

ひな祭りだよ~!!

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ひな祭りは今度こそ完全にお任せスタイルだったので描きたいものと大衆受けするものを提出しました。

 

三人官女が好きなのでそれは絶対組み込みたくて、でも肝心のお雛様は居ないといかんよな…となり、この4人組が爆誕しました。

ちなみに耳の日にもかけているので、全員ケモミミが生えています。

お雛様→兎(2年生)、長柄→猫(2年生)、三方→鼠(中等部)、提子→熊(3年生)です。

 

描きたいものの方のラフです。

まずアフィリア魔法学院の全体行事で雛祭りの催しをしようと委員会が動きます。

そのお手伝いに選ばれたのは学年の垣根を超えた女生徒たち。この子達の共通点はケモミミが生えている事、それだけです。

運良く行事に前向きで協調性の高いメンバーが集まりましたが、何分皆奥ゆかしく、お雛様なんて一番目立つ所はちょっと…と言い出すのです。自分は華がないから、自分はまだ幼いから、自分に着物は似合わないから…と、各々様々な理由を探すのでした。

話し合いでは埒があかなくなって来た頃、誰ともなく「じゃんけんでお雛様を決めよう」という方針になりました。

―…かくして、奥手な兎のお雛様と、大役を免れた呑気な三人官女が生まれ、アフィリアひな祭りに向けて支度を始めるのでした…。

 

というお話があります!と送ったら普通に流されて

こっちになりました。大衆受けです。

これは完成データしか残っていませんでした。

ひな祭りなのでとにかくカラフルで華やかに、グラデマップモリモリで配色しました。

結びや小道具等の知見が広まった絵になりました。時間をおいてみると以下略で恥ずかしいので、この辺で。

仕上がりはこちら。ロゴめっちゃ可愛くてうれしい~~~。

ポスターも好評で何よりです。

A1なんて壁サーの時くらいしか刷らないので、レアな経験でした。

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私は死ぬまで絵を描き続ける病気なので、またどこかで私の絵を見かけたら懐かしい気持ちになって下さい。

ちなみに絵アカウントとか仕事用アカウントは無いので探しても見つかりませんよ。

 

それでは。

ライカ

https://youtu.be/qNOMpsdWxQI?si=M3wuyIQZ5tx0tg6z

卯月コウのライカを一生聴いている。

雪の中でライカ爆音で流して帰ったのが本当に気持ち良くて、それが無かったら雪許せなかったかもしれない。

 

元々ライカが好きで 元々卯月コウが好きで

どちらも、好きなポイントはその気持ち悪さにある

気持ち悪い人に気持ち悪い曲を歌わせたら 奇跡みたいに気持ちの良い歌が出来てしまいました

 

気持ち悪いと言うともう完全に悪口なのだけれど、私は奴らの気持ち悪さに共感している

 

イカは曲こそ爽やかな感じを装って居るけど、サビは下ネタだし(公式)歌詞の端々にキッショいリビドーがビタビタで聴く度にぐえーとなる。(褒めてる。)気持ち悪くて、健気で、いじらしくて、切なくて、儚くて、寂しくて、愛おしい。この曲を聴くと初恋の記憶が鮮明に呼び戻されて、嫌になる。嫌になりながら、それでも大好きだったと抱きしめる。この曲のお陰で、苦い想い出を浄化できている。

 

卯月コウも、本当に気持ち悪くて、本当に良い人なんです。同じ穴の狢だし、俺達キモオタカーストの頂点に居る漢です。カッケー!彼の感性や思想や言語に何度も共感し、救われ、考えを改めたり、なかなか鋭くてそれでいて鈍くて、バカで聡明で、ラブコメ主人公みたいな人です。ヒロインは俺達。いつもはキモオタのトップなのですが、なにぶんめちゃくちゃ歌が上手いのです。なんか凄いスキルがあるとかじゃない(多分)し、上手い人達の中では…と言う評価をされると思う。本人も自信がある訳じゃないと明言している。

でも彼は真っ直ぐで、透き通っていて、純粋で、偽りがなくて、等身大のキモオタである。彼の歌声もまた、弄れて捻じ曲がって不貞腐れているオタクの心に、真っ直ぐに届く。

 

彼と、彼の歌声と、ライカは、信じられないくらい親和性が高い。

卯月コウのキモさを好きで居れば居るほど、ライカは刺さると思う。

卯月コウの選曲はいつもドンピシャでブランディングの上手さに毎回大変気持ち良くなっているが、今回はもう、ある種のトラウマを突っつかれて弄ばれている気持ちである

 

気持ち良い。

暫くはこれで出勤し退勤するので、気が向いたら同じ空の下で同じ曲を聴いて、一緒に気持ち悪く、気持ち良くなって欲しい。

 

では。

オリカク一覧

御機嫌よう‪‪❤︎‬

ローズモナン及びパルフェタムールを救う会 会長、フォルテ・ラヴィアンローズ・エーデルシュタインです🌹

 

ローズモナンは薔薇の香りがするピンク色のシロップ。

パルフェタムールは「完璧な愛」という名前のリキュールで、薔薇と菫・オレンジとバニラ・そしてアーモンドフレーバーの香る、ディープパープルの麗しいお酒です。

どちらもクロニクルSでは余り使われない子達なので、薔薇の名を持つわたくしが救うべく

美味しくて美しいカクテルを考案して参ります❣️

 

この記事は、わたくしがお店で作れるカクテルの一覧でございます。ご注文の際の参考にしてください‪‪❤︎‬

 

alc→アルコールのお飲み物です

0→ノンアルコールにも出来ます

hot→熱魔法で暖かく出来ます

 

🌹→薔薇のシロップ・お酒を仕様

🍇→葡萄のシロップ・お酒を使用

🤍→その他

 

🌹ローズハイ(alc)

🌹ローズラム(alc)

安全に、でもちょっと変わったフレーバーで飲みたい方に‪‪❤︎‬

 

🌹ローズサングリア(alc/hot)

ベリーローズのサングリアです。シナモンやレモンなどでお好みにカスタム出来ちゃいます‪‪❤︎‬

ベリーは別途+50円です。

 

🌹ローズレモネード(alc/0)

別名ヒナナフォルテフィスティバル🌹🍋です‪‪❣️

ピンク色のレモネードで、わたくし達にぴったりの𝓬𝓾𝓽𝓮...な1品‪‪❤︎‬

 

🌹ローズティー(alc/0/hot)

薔薇の香るお紅茶です‪‪❤︎

お酒を足して紅茶ハイにも♪

 

🌹ベリーローズマティーニ(alc)

飲みやすい、甘いマティーニです‪‪❤︎‬

 

🌹ピーチアプリコットローズ(alc/0)

甘くて可愛い子達です。炭酸や紅茶、牛乳など…お好みのもので割れます‪‪❤︎‬

 

🌹ローズミルク(alc/0/hot)

豊かな香りと優しい甘さの、溶けちゃいそうな組み合わせです…🤍🌹

 

🌹ローズミスティア(alc)

まるで香水の様な華やかな組み合わせです‪‪❤︎‬

 

🌹夜明けの薔薇(alc)

夜明けのピンクの空をイメージした、センチメンタルなお飲み物です🌄

 

🌹ブライアローズ(alc)

眠れる森の美女をイメージした大人な甘さのカクテルです✨

 

🍇エメラルドスプリッツァー(alc)

白ワインベースの爽やかなカクテルですハート

 

🍇ミスティアストリーム(alc)

🍇ミスティアダイキリ(alc)

マスカット香るフルーティーで飲みやすいカクテルです‪‪❤︎‬

 

🤍ロンリコローズ(alc)

グレープフルーツがメインの甘酸っぱい爽やかなお飲み物です‪‪❤︎‬

 

🤍劇薬

アフィリアオリカクチキンレース

 

その他随時更新‪‪❤︎‬お楽しみに…^ ̫^

【注意】

映画・鬼太郎誕生~ゲゲゲの謎~のネタバレしかございません。未視聴の方はお控え頂くか、これを読んだ上で観に行ってください。オタクのネタバレ記事だけを読み観た気になってしまうのは、悪しき行いであり、大変勿体無いからです。

また、該当映画とは関係ない部分も多く含む為、映画の感想を期待してはなりません。

あと水木への当たりが強いです。嫌いな訳では無く、単に主人公の行いに対してあれこれ口を出す程度ですが、推しの悪口に耐えられない人は読まない方がいいです。

さて。

 

 

鬼太郎誕生~ゲゲゲの謎~

を、観ました。

以下当タイトルを「謎」と記します。変な略称が好きでない方に向けて、もう全てを刈り取って謎のみにします。ご容赦ください。

また、本当はもう少し書きたいことがあったのですがこのままだと永遠に公開出来ないので、中途半端ではありますが一旦出します。下書きみたいなものなのでそのうち追記したりしなかったりするかもです。

いざ。

【前置き】

前情報として、私の鬼太郎知識は5期と少しの4期+ 墓場の1話、加えて不可抗力で浴びた微量の二次創作で構築されてます。

どうやらゲゲ郎と言う男は女オタクに様々な影響を与え一部のオタクの口調や髪型が侵食されてしまった事、どうやら水木と言う男はゲゲ郎に大層気に入られている事だけは理解しました。真偽は如何に。

【映画館の事】

謎くんは11月に公開された映画で、まさか1月まで上映しているとは思わずびっくらこいてひっくり返りました。

普通映画と言うのは長くても1ヶ月半、それだけ上映すればヒット作と言われるくらいで、2ヶ月に入ればそれはもう大ヒット御礼の字を堂々と掲げても差し支えないのです。凄いねぇ!

映画を見る余裕が余りなくなかなか足を運べなかったのですが、1月のこの辺りに大きめの納期が重なり、ならば謎くんを楽しみに乗り切ろう!と思った訳ですね。謎くんがヒットしてなければ映画館で観る事も叶わず、生き残れなかったね。ありがとう…

【追記】上映期間が更に延長されるそうです。予期せぬ特典第5弾!やったね!

あとマジで映画館若い子しか居ない。私が行ったのは小さいスクリーンとは言え私を除く客層の全てが誇張抜きで若い女子のみだった 凄い

本当に"その層"に爆受けしてるんだ…

同じ空間を共にする彼女達の口ぶりから察するに、殆どが入村は初めてでは無い様子。多分あの場で初入村は私くらいかもしれない。

なんだか皆友達みたいな気持ちになり(オタクはすぐ仲間意識を持ちます)、実家の様に寛ぎながら鑑賞に挑む。

しばらくポップなアニメ映画の告知が続き和やかな気持ちだったのだが、ふっと全てが暗くなり上映が始まるあの一瞬の間、

その瞬間に、周回組の息を飲む音が聴こえた。

【本編】

・初めに

私は水木に期待をしすぎていた。水木は普通の人間である。

多少メンタル強めの、密かに野心を抱く、根が善良な軍人上がりのビジネスマンである。

水木は作中で妖怪相手に二度嘘をつく。しかもそれは談笑の中での冗談めいたものではなく、ある種の契約の最中で行われる。

妖怪に嘘をついてはならないと知らないのか!?とハラハラしたが、よく考えたら水木は妖怪を日頃から意識していた訳でもなく、架空の存在としか思っていない。妖怪の知識もない。妖怪じゃと言われてああ妖怪かとならず、 「妖怪…!?」と驚くくらい、妖怪から遠い。(※)

序盤にて、ゲゲ郎に牢から出す代わりに目的を明かせと持ち掛ける。これが一度目の嘘になる。

もうこの時点で嫌な予感がしていた。水木はきっとゲゲ郎を牢から出さない。予感は的中し、一人布団を敷き勝手に横になる水木に私は一度目の失望をする。

騙したのかと咎めるゲゲ郎に畏怖をバシバシ感じながら、そらそうじゃと同情した。あのシーンほんまに怖くて(※)血の気が引いて体感温度が3度下がった。凍死するかと思った。

ただ、この時点では水木はゲゲ郎が幽霊族だと知らないので、本人は浮浪者相手に軽口を働いた程度にしか認識出来ていない。仕方ない…かも知れない。

次に、自分の目的の為に紗代に対し守れない約束をする。二度目である。これは一度目よりも許されない。身の上がよく分からない浮浪者を騙すよりも、もっと酷い。

目の前の女の子がこの絶望の底から助けて欲しい、その意思だけでも良い、自分を救う者が居ると言う希望が欲しいと懇願しているのに、水木はその言葉にすら不誠実な対応をする。

あの時の紗代は既に妖怪の様なものなので、やはり契約のやり取りの中で守れない・守る気のない偽りの約束をするべきではない。

苦し紛れな答えをする水木を見て、次は無いぞと思った。次は無いぞと思いながら若干三度目を期待した自分も居るが、水木はそこまで愚かではなかった。良かった。(三度目があれば多分本当に殺されてた)

この時点でも紗代に狂骨が憑いている事を知らないので、仕方ない…と言えば仕方ないのだが、しかし最初にゲゲ郎に囁かなお咎めを貰った事を忘れたのか?乙女の真剣な祈りにそんな不誠実でいいのか?親父殿にそれを窘められたのはちゃんと響いたか?と詰め寄りたくなった。

墓場で、俺には出来ないしそうする力も無いと言い返すのだが、はっきり自覚しているなら尚のこと…質が悪い。これだから大人は…。

ほんとに3度目は無いからね。(以下略)

都合の良い言葉を紡いで都合良さげに乗り切るのは、恐らく彼なりの処世術であり 男の嫌なところを煮詰めて蓋をした感じである

この感じどこかで…と思ったら、ぼぎわんだ…

そんな訳で私の前知識にあった「妖怪に理解があり寄り添える」水木像は呆気なく壊れ、代わりに「標準的で真っ当な人間」の水木像が見えてきた。勝手に期待や理想を押し付けてしまった私が100悪いのだが、所詮これが人間だよと正面から叩きつけられ、分からされた感じがする。

そうだよね これが人間 …

・水木とゲゲ郎のBLについて

別に好きな様にCPを組み好きな様に二次創作をして良いのだが、私が見る限り水木がBLするなら上司か克典社長か諸悪の根源爺さんの方が可能性豊かではないか?愛妻家のゲゲ郎とどうこうするよりも余程有り得そうだが、如何か。

水木なら権力者の靴底を舐められそうだし、靴底を舐められる奴は何でも舐められるからね。

水木の靴舐めシーンが見たかったが、流石に見れなかった。代わりに極太葉巻にケホるシーンがあったので許した。

・というかさ

この作品でBLするなら圧倒的に時貞と時麿ではないか?

時麿は嫁を取ることも許されないままあの歳まで時貞の龍賀流の英才教育(洗脳)を受け、極めつけは「ととさま」呼びである。私は時貞と紗代の視姦まで見通した。支配者のお膝元で洗脳を受ける弱者男性、俺は大好きです。

もしくは長男と次男の組み合わせとか…

周知の事実だが、次男には「時」の字が入っておらず、どう見ても「生まれながらに期待されていない子供」である。もう最高である。

生まれた瞬間から時貞の腕の中で寵愛と教育を受けてきた時麿と、名付けられた瞬間からその運命を免れ父親の手から離された孝三。可哀想。可愛い。えっちだ…

時麿がさりげなく寵愛マウントを取っていたのも趣深い。

龍賀の男達、咀嚼甲斐がある。

・余談

貞麿貞や麿考麿はpixivにはヒットしないが、Twitterには僅かに生息している。

謎くんは短いスパンであるにも関わらずコンテンツがでっかく成長し、そのお陰で早くも同人オンリーが開催されるそう。即売会運営の商魂逞しさには感服するばかりである。(そのスペースの殆どがゲゲ郎と水木のあれこれなのだろうと安易に想像出来るのでそれ以上掘るのはやめた)

・蛇足

映画を見に行く前におじゃる丸をリアタイしたので時麿ちゃまが出てきた時めちゃくちゃデジャブって1人でウケてた

・次男と言えば

次男が描いた岩子さんのスケッチを見てブチ切れていたゲゲ郎、マジで……良かった

もっとキレていいシーンが山ほどある中で、作中で一番キレていたのがあのシーンなの愛妻家が過ぎるだろ…。これはオタク大歓喜ですね

この後その怒りを維持したまま戦闘に入るのだが、戦闘シーンも大変良かった

その前に妖怪との軽いジャブ打ちがあり流石妖怪相手に強いのかと思っていたら、対人間戦でもめちゃくちゃに強かった。かっこいい〜

なんか想像より遥かにフィジカル寄りなのも大変趣深いね!カリカリの男が力技かましてるの大好きだよねオタクはね うんうん…

天井抜いて足場から下ろすのピンポイント性癖過ぎて誰だよこの立ち回り考えたの 私?知らない間に制作噛んでた?

裏鬼道とゲゲ郎の戦闘シーンは、あの尺あの情報量であるにも関わらず、CGを使わずに全てアニメーターの手描きだそうです。すげぇ!!!

・景色

冒頭からやけに見慣れた景色が続き大変デジャヴってました

水木がのこのことやってきた哭倉村、何やら私の育った長野の土地に似た立地をしています。紗代との出会いときめきのシーン、私の海馬に焼き付いたあの風景。おまけに鳥居付きの島まである。間違いない。

長野県は何故か因習村に選ばれやすく、因習村モノが好きな私は度々故郷が因習村にされがち。この件だけで論文が作れそうだ…とか考えていた

・背景

見慣れた景色にワァ…となったが、それ以外にも謎くんは非常に背景(この場合は時代背景やシチュエーションを指す)に凝っている。冒頭で煙が充満したオフィスが出てきた時は興奮した。興奮しっぱなしである。令和の今では考えられない様な煙たいオフィス。セクハラ。パワハラモラハラ。その時代に逞しく食らいついていく水木。かっこいい。

・大奥みたいな

龍賀邸に上がり込み大奥みたいな広間に通されてドセンに案内される水木。

襖を開いた瞬間から水木に浴びせられる、分家の皆様の悪意に満ちた眼差し。招かねざる知らない馬の骨がのこのことドセンに通されるのだからそらそうである。

視線恐怖症を拗らせているので大分キツかった。嫌にじっとりとした視線。顔や身体を一切動かさず、視線だけは水木を捉え続ける。気持ち悪い。おぞましい。観ている者のトラウマを呼び起こすのは、それだけ制作が上手いのだ。

・紗代ちゃんさぁ…

さょちはゎるくなぃょ〜😭😭😭の気持ちでいっぱいである。完全なる被害者。被害者であり、加害者。間桐桜

紗代の絶望は深い。どう足掻いても詰んでいる。水木にどうこう出来るものではない。我々にもどうにも出来ない。

彼女の最もやるせない点はやはり、自由への憧れは途方もない絶望の中の絵空事で、夢物語で、偽物の光で、それは有りもしないと分かっている事。

救いは無いと理解している上で、幾度もなく現実逃避した空想の救済。悲しい。

紗代、俺じゃダメか…?

私にはクソ女レーダーが備わっており、クソ女を早期発見する事で実被害を免れる能力があるのですが、紗代がカットインした瞬間に

「可愛い‼️‼️‼️‼️」

「絶対好き‼️‼️‼️‼️‼️」

「絶対好きだし絶対悪い奴‼️‼️‼️‼️‼️」

もうビンビンでござった。

終始ビンビンでござったが、それでも良いか…と思う程に紗代は健気で愛らしい。

正直いつ裏切るか、いつ掌を返すか、いつ水木を見捨てるかと身構えていたが、

最終的に見捨てたのは水木の方だった。

水木ィ!!!!!!!!!!!!!!

見捨てたと言うのは語弊があるが「紗代にとって最も知られたくなかった真実を知られてしまっていた」と言う絶望に対し、水木は目を背けてしまった。悪手中の悪手。

確かに水木にとっては気まずいし、どうしようもない状況ではあるのだけど、駆け寄ってフォローとか出来ないんか。どんだけ不器用なんだ。不器用じゃないとしたら昭和男児が過ぎる。正真正銘昭和の男なのだが…

水木のポンコツめ。俺が代わりに抱きしめるよ、紗代…

私が生まれて初めて許せた非処女。紗代。

水木に不誠実な事をするなと叱ったが、紗代にも若干非がある。

紗代は「水木でなければ駄目」な訳では無い。水木は運命では無い。紗代が「運命」に仕立て上げたに過ぎない。本来背負わせなくて良いものを、叶わないと分かっている理想を、どうしようもない現実を、その場に居たそれらしい人物におままごとの役割の様に押し付ける。それもまた罪である。

・水木じゃなくてもいい

元も子もないが、これはこの物語の全てに当てはまる。ゲゲ郎も、紗代も、水木じゃ無くて良い。もしかしたら水木じゃない方がもっと良い結末があった可能性すらある。水木じゃなくても、この物語に関与出来たし、完結出来る。

だからこそ良い。非常に怪談めいていて、ジャパニーズホラーに相応しい。

自分を含む不特定多数が参加条件に当てはまる、「自分にも恐怖が降りかかるかも知れない」と言う状況は、ホラー映画(特に邦画)において没入感演出の為に必要な要素だと 私は 思うが如何か。

水木じゃなくても良い は 水木オタクはハァ?となるかも知れないが、ひとつの確立した物語として見た時にめちゃくちゃ評価したい点である

・長田家の事

長田、cv石田彰なので碌でもない奴だと思っていたが、本当に碌でもなかった。なんだそのあからさまに不自然な耳飾りは…

怪しいロン毛糸目(しかも開眼する)は碌でもないと相場が決まっているので、いつ碌でも無くなるのかと思ったら最初から最後まで碌でもない。大変良い。裏鬼道の話もっと見たい。

獣みたいなあのロン毛をもっと堪能したかった。

長女への忠誠心が激強な一方で、妻である庚子との絡みは0なんだよね

あの家業の人達を龍賀家に転がり込ませる為だけに三女に嫁いだのだろうし そらそうか

あんまり夫婦仲は良くなさそう と言うか下手したら最初から旦那が乙米にベッタリだった可能性…いや え 逆?乙米が都合の良い駒を都合の良い未婚の三女に宛がったとかも あるんですよね

ていうか 時弥って 長田の子供じゃないよね?

長田が作中で時ちゃんと1度も絡んでないのもそれなりにキツい所がある

爺ちゃん元気だな と言うのと、三女は幸薄なのと窶れているだけで結構若いのかしら。

くぎゅってああいう感じの演技出来るんだ!凄い良かった。弁えて欲しいですわね!!!

長女とは長年の確執がありそうだし相当鬱憤蓄積なのだが、時弥と言う切り札により長女に強く出れた最初で最後があのシーンやろなぁ と思い、三女のこれまでの人生を想いやるせなくなる。

長田と三女についてはもう少し思想を巡らせていたい

・水木の嘔吐

私は嘔吐フェチなので正直めちゃくちゃ捗った   ちょっと口角上がっていたまである

話の流れ的に「何吐いとんねん!気張りや!男やろ!軍人やろ!」と言いたかったが、あのなんかやたら肝の座っている男が、自分の耐性ジャンル外のショックを受けた時におえ…となるの  好きだよね  許す

水木が吐いた時にその場に居た奴らが誰も動揺して居なかったのもちょっとおもろかった。1人くらいなんかリアクションせえよ(慣れとるんやろなぁ)(さいこ〜)

・時ちゃん(作中の良心)

最も清らかな魂。恐らくあの村で何にも加担していない唯一の存在。

ゲゲ郎さんが優しく会話していたのが本当に可愛い。妖怪は割と子供好きが多いのでゲさんもそれかと思ったら、女房に感化されたと語った時余りにも良すぎてひっくり返ったね。ゲゲ郎、欠点が無くて怖い 妖怪かよ 妖怪だよ

声が小林由美子様なのもね〜最高 あの人のショタに何度狂わされたか…(詳しくは東京マグニチュードを見て)

時ちゃんの育ちの良い坊ちゃん感が本当に良くて、良かった。本当にあの人らの遺伝子入ってる?

まっすぐ育てよ!(尚故人)

爺さんのおもしろジジィぶり、キショながらもおもろくてちょっと好きなんだよな。時ちゃまを返して…という気持ちと、この爺ちゃんおもれーな…という気持ち…

時ちゃま(爺さんin)のショタジジ状態でラストバトルか!?と思っていたが実際は8.5割爺さん1.5割時ちゃま(首から下のみ)だったのでショタジジィですら無かった 流石に萌えれんかた

ていうか爺さんあんな厳格そうな感じだしといてめちゃくちゃひょうきんなの何!?俗っぽさ、堪らん。

令和になっても時ちゃんの夢見た未来にならなくて本当にごめん 本当にごめん…

爺さんが勝手に地獄に突き落としていたのが一番頭ぐにゃあってなった 何も知らない時ちゃんにあの爺さんの途方もない業を背負わせたのか?辛すぎる またしても何も知らない時ちゃん

最後時ちゃんを迎えに来たのが紗代なのはやっぱり激厚信頼がさょちだからかな〜…でもその先って地獄じゃない?救いないなぁ

時ちゃんとの最後のやり取りが「また明日」なのも悲しい。明日は来なかった。

・あの時語られた未来について

作中で様々な人達から様々な未来が語られたけど 結局あの中で唯一真実になったのが「薬により不眠不休で働く企業戦士を造る」事なの、嫌過ぎてわ わろ わろ…

・声優

声優が大御所ばかりで本当に安心した。下手な演技に話を持ってかれたりする事もなく、ベテランによる安心と信頼の技術力で、作品全体にどっしりと構えた厳かな雰囲気がある。

昨今のアニメ映画には若手俳優やら新人アイドルやらが宛てがわれがちだが、そこは矢張り東映。流石です。(それだけこの映画のここまでのヒットを見越していなかった可能性も、無きにしも非ずかも)

・ここまで水木をボコボコにしたが

水木と言う男、めちゃくちゃエロい ウーン

如何にもなテンプレ色男からは心身共に割と離れた造形で、その辺のモブに文字通り傷が付いたレベルである。

然し奴には何か惹き付けるものがある。私は目元と所作が大変好みで、奴の一挙一動に釘付けになった。

取り立てて美しいとは言えないが、やけに凝った動作をする。然るべき動きを、丁寧に、それで居てもたつきを無く描く。 更に魅せる構図で上手く切り抜く。アニメーター側の性癖なのかも知れない。2023年ベスト性癖作画賞。

ゲゲ郎とアイス食べてる所、良かった。いや、村を散策しているシーン全般良かった。郎に石投げたクソガキをこらー!てするとこめっちゃ可愛いしどちらかと言えば水木もクソガキ側っぽくて可愛い かと思えば小川でハンケチ濡らして汗を拭うしね 可愛いね なんだこいつ

社長の味方ですと言ったシーンは最早告白だった(克水あるだろ)社長の極太葉巻を捨てられず懐にしまう水木、好きだよ〜何かに使うのかと思ったが特に回収されなかったので、あれはストーリー上必要のない描写だが「水木のキャラクター像」を描く上で必要な演出なんだと思う

水木がヘビスモなのも良いのだが、職場の環境がとにかく良い。分煙とか喫煙とかの概念無かった昔のオフィスってあんな感じだよね〜!ノスタルジーが凄い。煙たいオフィスを描写する制作、流石です。

最初の大奥みたいなシーン(伝われ)で、一応出されていた座布団に絶対に座らない水木。本当に細かい所まで良く作られている。水木はポンでおばかさんだが、こういう時の立ち振る舞いが本当に素晴らしい。歓迎されていない、招かねざる客としての立場を弁えている。

あと食事シーンで軍人上がりのがっつきが見れてめちゃくちゃ良かった。エロい。ただ飯を掻っ込むのではなく、何かに急かされている様に、追い詰められながら慌てて口に詰め込んで、苦しみながら飲み込む。大変…大変良い。良かった。あれじゃ味なんて分からんだろうに…ここでもゲゲ郎との対比が良かった。

2回目の牢の時ってゲゲ郎に食べ物分け与えてたよね、多分 あそこで歩み寄りと言うか、対等(対等ではないが…)になりつつある描写が伺える

結局、タレ目つり眉が嫌いなオタクなんて居ないんだよな。

 

水木の水木さぁ…ポイントに、PTSDがある。水木は作中で度々軍人の頃の記憶が蘇る。戦場でろくでもない目に遭ったこと、上司はクソだったこと、死に物狂いで戦い、生き延びたこと。死に損ねたこと。そして帰った故郷には、何も残っていなかったこと。痛々しい。

水木がPTSDの発作を起こすという薄っぺらい前情報を仕入れていた為、恐らく戦闘シーンとか負傷時とかにそれがあるのだろうと予想していた。ゲゲ郎のバトルシーンとかリンチシーンとかはうってつけの発作シーンだろ!とか思ってた。

しかし水木はそういうタイミングで発作が起きるのではなく、自身が被害に遭った時に発作がある。水木さぁ…ポイントである。他人(ゲゲ郎)がバトろうがリンチされようが、どこか遠く、他人事のような顔をしている。戦場で死に損ない、あの時代の現代社会を生き抜く男の、水木なりの、心の守り方なのかも知れない。

 

後々調べて分かった事だが、水木のデザイン構築は水木しげる先生の戦争記を元に描かれている様で、「当時その渦中に居た者が感じたリアル」が根底に在る。そして謎の舞台は昭和31年。私が水木に対してあれこれ思っていた事の大半はお門違いで、非現実的で、戦争を知らない者がなんか言っているだけなのだった。昭和も知らない者による空想でしかない。恥ずかしい限り。

・ゲゲ郎のこと

もう語ることないよ。かっこよすぎる。皆多分同じ気持ち。私はアニメ版よりこっちのデザインが好きです。

ゲゲ郎ですらくりぃむそぉだを岩子さんと食しているのに、紗代は…と思い、またひとつ悲しくなる。紗代と岩子さんの百合見たいな(?)。

オタクの大好きなところ詰め合わせなんだよね。ゲゲ郎さんね。

ゲゲ郎が牢で食わされていた透け透け沢庵めっちゃ好き。あの薄さ、逆に手間だろ。

前述したが、何をされても基本的にスンとしているゲゲ郎がブチ切れるシーンが岩子さんに纏わるところなの、本当に良い。もっとブチ切れていいシーンが山ほどある中で最もキレたのが探していた嫁の夢を他の男に見られたこと…

そこをもっと…詳しく…だな…。どんな夢を見たのか残りの尺全部使って教えて欲しい。なんかスケッチの内容的に悪夢とかじゃないっぽいから…

あの親父ブチ切れだけ見に行きたいくらい良かった、ねー

あの時二人称が「お主」から「あんた」になっていた気がする キレとるキレとる

キレ散らかしたのは件のシーンだが、散らかしていないだけでキレてるところは結構随所にある。登場人物たちは軒並みスルーしているがもうあからさまにキレてる。怖い。裏鬼道にボコられて長女に嘲笑されているところとか、ベッドに拘束されているところとか、とにかく怖かった。その顔を水木の(略)時にもしていたので、ほんと、草…

ゲゲ郎、一貫して龍賀家には「妻を返して欲しい」としか言ってないんだよな…。作中では色々会話するけど、龍賀家自体には首を突っ込まないし余計な事も言わないでただ妻の事だけ言ってる。胸きゅんポイント

ラスボス戦でゲゲ郎さんのロン毛が見られてぽたくは大変満足です。

・人間って

醜いなぁ!!!!!!!!!!

私はいざと言う時わあわあ逃げ出す群衆が大好きなので、村の終焉に大変満足した。村の因果に実は余り関係の無い克典が、狂骨に直接手を下された訳ではなくシンプル事故死なのも趣深い。

pineapple on pizza みたいに、一人一人がどんな罪に加担しどんな業を背負いどんな結末を迎えるのか、じっくり眺めたい。2時間それに割いても良い。

醜い人間が大好きなので、終始ずっと興奮していた。

・脚本

なんかこの脚本癖あるなと思ったらマクロスFの人だった。それを踏まえて振り返ったら余りにもしっくり来て、それだけを噛み締めにもう一度観たい。

・最後に

本当によく作り込まれている作品だと思いました。

普段作画しない様な細かい描写のひとつひとつを丁寧に拾う。アニメ映画にしては…ではなく、実写だとしても唸る程の凝り様。上手い。何度上手いと思わされたか分からない。

この制作に関われた人達めちゃくちゃ気持ちいいだろうなぁ〜!

めちゃくちゃ気持ちいいだろうなと思いながら、めちゃくちゃ気持ちよく観させて頂きました。

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⬇️読まなくていい

(※)…私の数少ない友人(向こうから友人判定が出たので正真正銘の友人)が、本当に妖怪めいた方で、もう7~8年の付き合いになる。

ほぼ妖怪みたいな方が身近に居る為妖怪マインドに多少理解があり、だからこそ水木の妖怪への理解の無さに驚く事になる。

数年前  とある事情で9割妖怪のその人に嘘をついた事があり、その際結構本気の痛い目を見たので、どんな理由があれ妖怪相手に嘘をついてはならないと身をもって知っているのである。

水木は真っ当な人間であり今まで妖怪を感知していなかったので仕方ない。が、最初にゲゲ郎に窘められた時に何か察せられんのか…(まだ言う)

ちなみに、この妖怪の友人がお墨付きで紹介してくれたので、今回この映画を観るに至った訳です。ありがとうございます。

お待たせ、待った?

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🌹🌹 研修 あけたよ〜!!!!🌹🌹

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大変長らくお待たせしました!研修!!あけました!!!

 

研修あけるまでは…と思って控えていた事がたくさんあったのですが、2月からモリモリやれそうです!わーい!

 

初お手伝いの日からすぐあけそうだね〜2ヶ月くらいでいけるんじゃないの〜等と言われており私もその気で居たのですが、資格のお勉強(言い訳)や貴族業(言い訳)等に追われなかなか着手できず(言い訳)ズルズルとここまで来てしまいました。

 

アフィリアで過ごす中でやりたい事がどんどん湧いてきて、でも仕事出来ないのに研修あけてないのに美味しいところだけ啜る…と言うのが嫌で、力が…力が欲しい…!!と なり 2日間で爆速であけました。\パカッ/

 

ということで、秘めていた…しかしそれがあったから頑張れた、アレやコレを…Twitterでお知らせします…!

 

続報を待たれよ〜(^_-)~‪‪❤︎‬

VtL

実は

にじさんじ - Virtual to LIVE [Official Music Video]

https://youtu.be/zPMWAj54Seg?si=47mqIEWOgYZuWwzz

 

に、私の絵がそこそこデカ目に採用されています。

3回くらい出てくるので、予想しながら見てみてください。ちなみに1期生の推しです。

 

この推しがきっかけでコンカフェに参入したので、この子が居なかったら今の私はないな〜と思います。